2005年8月25日
昨日ホラーを見たからか、今朝の夢はちょっと怖かった。

座敷に正座してる私。
いくつかの和室の部屋(多分上から障子全部をしめた状態でみると田んぼの田の字みたいになる)の、障子を全部開けてひとつに見せた部屋(上から見たら口の中に点(柱)があるみたい)で、私はその柱を背に周りの人と話をしてて。
ふと、後ろの部屋で『儀式』が始まる。
(どうやら死んだ人を生き返らせる儀式っぽかった)
周りのみんなが興味しんしんでその部屋へと移動する中、私一人体が背中のほうに引っ張られて、柱に背中をぶつける。
空気が重くて、息が詰まる。
向こうの部屋では儀式が成功したようで歓声があげられているけど、私はその場から動けない。
それどころか、歓声の後はよりいっそう背中側に引っ張られて、酸素が体に入っていっていないことが感じられる。
うつむいて必死に苦しみに耐えている私の前に──その少女が、ふとやってくる。
『なに、やってるの』
そういわれて、顔を上げる。
そこにいたはずの少女は、次の瞬間には窓際に移っていた。
たくさんの人に囲まれながら、その少女の目は私のほうだけを見ている。
髪の長い小学生くらいのその女の子は、私が思い描いているような恐怖の対象じゃなくて……
──彼女の口が動く。
『どうして、見ようとしないの?』

先入観、て言うものがある。
前述のブログは私が故意に作ってしまっている『あとづけの先入観』の話だったけど、
どちらにしても、「もともと持ってる感情」だとか「誰かから得たその人の情報」っていうものは、
本来の姿を見失わせる。
『どうしてみようとしないの?』
彼女の言葉は、私の欠点をはっきり見透かしていた。
こうだって思ったら、耳を貸さない。
見ようとしない。
全てが「私が思っているよう」ではないものなのに。

夢から覚めて、ふと、反省してしまった。

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